この前バイクの1年点検があって箕面のディーラーまで持っていきました。
2時間ほどかかると聞いていましたので、試乗車を代車として貸してもらって京都にある父のお骨を納骨している大谷本廟という所に行きました。
長い間行ってませんでしたし、何より先日のバーストの時に父が守ってくれたと奥さんが言いますので行っておいた方がいいだろうと思ったわけです。
その日は9月とは言え猛暑でして、京都の気温は36度です。
高速道路は良かったのですが、問題は京都市内なのです。
混んでるのはいいのですけれど、混むと大型バイクってすさまじい熱を発するのです。
ましてや今回借りたのは、カウルというバイクの前から横にかけて覆っているカバーが付いたタイプですので熱が特定の場所から一気に排熱されるのです。
その熱にやられたのか、目的地に着いた時に生まれて初めて熱中症のような症状になりました。
フラフラするし、心臓がバクバクします。
あ、これはやばいなと思ったので、お水を買って偶然ポケットに入っていた塩タブレット食べて、バイク用の上着を脱いでしばらく休んでいるとどうにか動けるようになったので納骨している場所に行きました。
大きな建物があって、ロッカーのような感じで区切られています。
少し迷いましたが納骨してある場所にたどり着きますと、そこには野尻健と書かれています。
誰?
本来ならお葬式をして貰ったお寺の名前が書かれているのです。
あれ?
と思って周辺を探してみますがやっぱりないのです。
とは言え、まだぼーっとしている状態であまりそれ以上考えられる状態ではありませんでしたので、仕方なく野尻健さんのロッカーにお参りして帰りました。
誰?
バイクに乗り始めると、シャンとして大丈夫でしたのでそのままディーラーに戻り自宅に帰りました。
そして母に、納骨してる場所変わった?
とLINEしたのですが、お寺に確かめても変わっていないと。
誰?野尻健さんって。
写真でも撮れば良かったのでしょうが、そういう場所で写真を撮るのも不謹慎な気がして撮らなかったのを悔やみました。
なんやったんやろか。
後日、父の13回忌がありまして兄と納骨しているロッカーの場所のシミュレーションをしましたがやっぱり合っています。
なんやったんやろか。